フリーランスって実際どうなの?

フリーランスとして独立すること、働くこと、生きることについて。

「パソコンが苦手」とか言っている場合ではない。フリーランスになったら勉強しよう。

今時、パソコンを満足に使いこなせなかったら仕事にならないものです。会社員のときは、分からないことがあっても同僚に聞けばよかったかもしれませんが、フリーランスになったら基本的にはひとりでなんでも解決しなくてはなりません。

幅広い領域の知識が必要に

パソコンだけはありません。ネットについても、会計処理についても、法律(税法)についても、それなりに知識を持っていないとフリーランスでやっていくのは厳しいです。

「俺はこまごまとした作業は苦手だから」とカッコつけて、会計処理を適当にやったり、税理士に丸投げしてもいろいろと損をするだけです。

独立したばかりの収入が不安定な時期は、一円でも支出を減らす努力をすべきです。そのためには、自分でいろいろと勉強し、確定申告を自分でやって、税法にのっとった範疇で節税しなくてはなりません。ITのリテラシーも高め、できるだけ安くインターネット環境を整えたり、自分のホームページなどもできるだけコストがかからない形で制作&維持すべきです。

勉強することで、社会が見えてくる

会社勤めのときは、自分の仕事に直接関係する勉強しかしないものです。しかし、独立して税法などについても勉強すると、「世の中ってこういう仕組みになってるんだ」というのが段々とわかってきます。

正直、今の日本では、サラリーマンで資産を築くのはかなり難しいと思います。稼いだら稼いだ分だけ税金をたっぷり収めなくてはいけないからです。

しかし、フリーランスや事業者なら、税法に違反しないようにしながらも、上手く資産を築いていくことは可能です。そのためにも、勉強しなくてはいけないのです。

昔、たまたま読んだ勝間和代さんの本にこんなことが書かれていて、妙に納得しました。

 知的生産性を上げるために、読者の方々にイメージしてほしいことがあります。
 それは、「情報こそが現代の通貨である」ということです。
 もし、私たちが人よりも良質の情報を持っていれば、あるいは上手に情報を加工して新しい情報を生み出すことができれば、どんな形でもそれを通貨に変える(お金を儲ける)ことができます。
 逆に、どんなにいまお金を持っていたとしても、適切な情報を持っていなければ、お金を簡単に失ってしまいますし、またどんなにお金を儲けたいと思っていても、適切な情報なしにお金を儲けることは、不可能なのです。
 したがって、知的生産性を上げるということは、情報をいかに上手に入手し、自ら加工し、出力し、それを儲けにつなげるかということと同じなのです。これが、情報は通貨であると考える所以です。


フリーランスとしてサバイブしていくためには、勉強して“良質の情報”を手に入れ続けなければいけません。