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フリーランスって実際どうなの?

フリーランスとして独立すること、働くことについて語るブログです。

「フリーランスは稼げるか?」の答えと、フリーランスで稼ぐための3つの方法

「フリーって稼げるの?」と聞かれることがあります。「フリーなんて、所詮はいいように使われる下請けにすぎないよ。大して稼げる時代でもない」という意見をSNSで見かけたこともあります。

実際はどうなのか? 当たり前ですが、「人によります」としか答えようがありません。会社員でも何千万も稼ぐ人がいる一方で、ワーキングプアとカテゴライズされる薄給の人もいる。例え同じフリーランスのデザイナーでも、めちゃくちゃ稼ぐ人から、ギリギリの生活しかできない人もいるのです。

私は、独立当初こそ金銭的に厳しいときもありましたが、翌年からは会社員時代よりも収入が大きく上回りました。確定申告のときに、「こんなに稼いだんだ」と自分でも驚いたものです。

だから、僕の個人的な感覚としては「フリーランスだって全然稼げるよ」という感じです。 

会社員をしていると、ダメダメなおじさんとかが自分よりも高給をもらっていて、憤りを覚えることがありませんか? フリーランスになると、そんなやるせない思いとは無縁になります。フリーランスで自分より稼いでいる人は、やっぱりスゴイと思える人。クリエイティブなスキルが高かったり、営業力に秀でていたりします。

フリーランスで稼いでいる人には、あまり嫌な人はいません。いばったり、自己中だったり、嘘つきだったり。そういう人は、フリーランスとして長く活躍するのは難しいのでしょう。

ちょっと不思議なのは、フリーランスとしてスタートし、軌道にのって社員を雇って法人化しているような人は、いつもイライラしていたり、怒りっぽい人がよくいることです。社員に給料を払い続けながら会社を経営する苦労、不出来な社員がいることでの心労などがそうさせているのかもしれません。その分、フリーランスはストレスがなく、健全な精神状態を保ちやすいと言えます。

フリーランスがもっと稼ぎやすくなる時代に

ホリエモンこと堀江貴文さんが、「今は会社をつくる必要がない」という主張の理由として、こんな主旨の発言をしていました。

プログラマーも、昔はフリーランスに優秀な人がほとんどいなかったから社員として雇うしかなかった。しかし、今は全然状況が違う。優秀なフリーランスがいっぱいいるので、そうした人たちに発注すればよいから会社組織にする必要がない。プロジェクトごとに適任のフリーランスに発注するのが一番良い。

全くの同感です。僕はフリーランスとして仕事を受注する側でもありますが、ディレクターとしてデザイナーなどに発注する側でもあります。昔だったら僕もデザイナーを社員として雇って制作会社をつくっていたかもしれません。しかし、今は会社としてやるより、ひとりでやるほうが自由でストレスもないし、フリーの人々たちチームを組んでもコミュニケーションだってしっかりとれる。ITの進化でコミュケーションツールも飛躍的に進化しています。

フリーランスでしっかり稼ぐには、どうすればいいか

僕の経験から得た、稼げるフリーランスになるための方法(コツ)を紹介します。

《その1》稼げる業界でフリーランスになる

僕は学生時代に雑誌制作を請け負う編プロでアルバイトを始め、卒業後そのまま働いていました。当時から出版不況がすでに訪れていて、先行きもかなり暗いことは明白でした。

そこで大学を卒業してから数年後に転職を決意します。編プロで働いている人は、もっと大きな編プロや版元(出版社)への転職を狙う人が多いのですが、僕は自分の得意とする企画やライティングの力を活かしてもっと稼げるように、広告業界へ移ることにしました。編プロを辞めるときに、いくつかの編集部の担当者さんから「フリーでやれば?仕事依頼するよ」と言っていただけましたが、それは丁重にお断りしました。

そして広告制作会社に移って3年程働いた後、会社が傾いて独立することとなったのです。広告業界は出版業界に比べれば、フリーでも稼ぎやすい業界です。企画を立てたり文章を書いたり、同じような仕事をしていてもギャラの相場観が違います。

似たような仕事をしていると言っても、出版業界でスキルを磨いて独立した人が広告の仕事を受注できるかと言ったら、それはまずできません。なぜできないかを述べると長くなるので割愛しますが、大雑把に言えば広告制作の仕事には雑誌制作の仕事にはないロジック思考やビジネススキル的なものが求められるからです。

自分のスキルを活かすにしても、稼げる業界でフリーランスになるべきです。今だったら、WEB業界などが稼ぎやすく、プログラマーとかがフリーランスで稼ぎやすい職種かもしれません。

《その2》初めての取引先とのギャラ交渉をしっかりやる

新規のクライアントから仕事を受注できそうなときに、せっかくのチャンスだからギャラが安くても仕事を受けるというフリーランスの人がいます。僕はこうしたやり方には反対です。

一度安い単価で受けてしまったら、ずっと“安い人”と思われてしまいます。そして、“安い人=稼いでいない人=暇な人”と思われると、ぞんざいな扱いを受けがちになります。僕も独立した当初、ある制作会社から安いギャラの仕事を受けました。その会社の人たちは、大した用事でもないのにすぐに打ち合わせに呼び出し、そして約束の時間に行っても、個人的な仕事を優先してなかなか打ち合わせを始めようとしない。人の時間を平気で奪うのです。そんな人たちと仕事をしていたら、忙しくても収入は低く、精神はすさむばかりです。

新規の取引先こそ、シビアにギャラ交渉をすべきです。逆に、普段ちゃんとしたギャラを支払ってくれる取引先は、「今回はどうしても予算がないので、今回だけ安くやってくれないか」という依頼は受けてもいいと思います。取引先はそれを“借り”と感じくれるものです。

《その3》品位を高く保つ。貧乏ったらしくならない

フリーランスにありがちなのですが、ヨレヨレの服とかを着ていてはダメです。ひとりで仕事している日は別にいいですが、打ち合わせやプレゼンなど、取引先と会うときは清潔感のあるパリっとした服を着るべきです。

収入が不安定で、特に独立当初は金銭的にも苦しいかもしれません。それでも、きちんとした、それなりに高価なジャケットや革靴などを身につけたほうがいいです。

着ている服とスキルは関係ない、と思うかもしれません。というか、僕もそう思っていました。しかし、長い間フリーランスとして稼いでいる人は皆、きちんとしたファッションをしています。金銭的に多少無理をしてでも装いを整えることで緊張感が生まれ、それが仕事のパフォーマンスにも影響してくるのかもしれません。もちろん、服装によって取引先の印象だって変わってきます。

収入が少ない時期は、仕事が少ないわけですから、時間があるはずです。アウトレットモールに行ったり、古着屋を巡ることで、リーズナブルにブランドもののジャケットやシャツを買うことができます。革靴は高価なものを買ったとしても、手入れをすればずっと使えます。僕はオールデンやクロケットジョーンズの革靴を履いていますが、クロケットジョーンズの靴は10年前くらいに7万円で買ったものです。25歳くらいの若造には7万円の出費は痛かったですが、今でも現役ですし、いい味を出しています。いい買い物をしたと思っています。

フリーランスは堅実な金銭感覚を持つべきですが、投資するべきところには投資したほうがリターンが大きいものです。仕事ではスーツを着るサラリーマンが私服に大金を使うのは浪費かもしれませんが、フリーランスがファッションにお金を投じるのは投資だと思います。

いかがでしたでしょうか。フリーランスとして働いて稼ぐことは全然可能です。もっと稼げる時代になるとも思っています。「もっと稼ぎたい!」と思う人は、会社員よりもフリーランスになったほうがいいかもしれません。

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