フリーランスって実際どうなの?

フリーランスとして独立すること、働くこと、生きることについて。

フリーランスになるのは簡単。難しく考える必要はない。

「どうすればフリーランスで仕事できるのか?」「フリーランスになるのって大変じゃない?」と思っている方も多いかと思います。一般的にフリーランスになるのは難しいと思われているようなのですが、私は全然そんなことないと思います。

フリーランスになりたいと思うなら、なるのはそんなに難しくありません。今日は、どうすればフリーランスになれるのか、私が考える一番簡単な方法をご紹介します。

修行と思って3年働く。多少ブラックでも気にしない

今はいろんな職種の人がフリーランスと名乗って仕事をしているようですが、フリーランスのほとんどはなんらかの専門スキルを持った人です。デザイナーであったりプログラマーであったり、カメラマンであったりと、広告や出版、ITの世界にフリーランスは多いように感じます。

なので、フリーランスになろうと思ったら、専門スキルを身に付けるのが一番です。専門スキルを習得するには、業界に潜り込んで現場で学ぶのが手っ取り早いです。デザインやプログラミングの学校に通ってもいいとは思いますが、学校で学んだだけでフリーランスになるのはかなり難しいと思います。学校で学んだことをアピールすれば業界の会社に就職はしやすくなると思うので、お金と時間に余裕があるのであれば学校に通ってもいいでしょう。ただ、べつに学校に通わなくても就職することは可能です。

業界に就職するのが難しいんじゃないの? と思うかもしれませんが、そんなことはありません。待遇が良くて、誰もが羨むような華やかな仕事をしている会社に潜り込むのは難しいかもしれませんが、業界にはその正反対のような会社がいっぱいあります。広告制作や出版、IT系の小さな会社というのは、昔からブラック気質なものです。昨今のブラック企業を弾圧する風潮もあって、ブラック気味の会社は人が集まらず困っています。そういうところに就職してしまえばいいのです。

2〜3年頑張ればいいのです。仕事がきつかったり、給料が安くても、我慢できるなら我慢しましょう。あくまでも3年間の辛抱です。数年頑張れば基礎的なスキルを磨くことができ、仕事の進め方などもきちんと理解できると思います。その後は独立してフリーランスにもなれますし、もっと待遇や仕事內容のいい会社に転職することもできます。

できるだけ人脈を“深めて”おく

数年間社員として働くうちにやっておくべきことは、仕事で関わる人と関係を深めておくことです。信頼してもらえるようにきちんと仕事をして、ときにはプライベートで飲みに行ったりして仲良くなっておきましょう。関係を深めた人たちには、フリーランスになってから本当に助けてもらえるものです。

間違っても異業種交流会などに参加してはいけません。無意味にお金を使ってしまうだけです。そうした場で会った薄い関係値の人から、フリーランスに仕事の依頼が来ることはありません。仕事を依頼してくれるのは過去に一緒に仕事をしたことがある人か、もしくは仕事をした人が紹介してくれた人がほとんどです。

「人脈を広げる」ではなく、共に仕事をした人たちとの「人脈を深める」という意識を持っていると良いでしょう。

なり方は簡単だが、思い切った決断と少しの忍耐が必要

フリーランスになりたいと思うなら、思い切った決断が必要です。プラック気質の企業に就職するのも、フリーとして独立するのも、決断には勇気が必要です。

特にあなたがすでに若くなく、30代以上だったらなおさらでしょう。「いまさらブラックな会社に下っ端として入るのも…」と思うかもしれません。でも、我慢するのはひとときです。フリーランスになりたいと強く思うのであれば、勇気を持ってフリーランスとして独立するための道を歩み始めましょう。