フリーランスって実際どうなの?

フリーランスとして独立すること、働くこと、生きることについて。

フリーランスはプロッフェショナルであるべき。プロッフェショナルであろうと思うならアスリートを見習おう。

フリーランスの多くは、プロフェッショナル性を求められる職種に就いている方だと思います。そして、プロフェッショナルとは、専門技術や知識を高めていくだけでなく、毎日の生活スタイルも含めた生き方に高い意識を持つべき人たちだと私は思います。

例えば、プロフェッショナルの代表的な例としてスポーツ選手があげられます。プロサッカー選手はただ単にサッカーが上手いとか、サッカーの戦術の知識が豊富とかというだけではなく、普通の会社員とは異なる生活スタイルを送るものです。フリーランスの人、またフリーランスとして独立したい人は、プロスポーツ選手のそうした面にも目を向け、自分に生きるスタイルにも活かしていくべきではないかと思います。

仕事以外の時間でも自己管理を意識するべき

プロスポーツ選手は試合や練習のときだけ一生懸命であればいいわけではありません。食生活や睡眠にもこだわり、疲れを残さないようにストレッチを入念に行なったり、オフの日にもコンディションを維持するためにランニングや筋トレをしたりします。

私たちのような仕事でも、仕事のパフォーマンスを上げるためには、仕事以外の時間をどう過ごすかも重要です。毎日のように飲みに行って暴飲暴食を繰り返しているような人は論外として、しっかりと栄養バランスのとれた食事を取ったり、ストレッチやランニングをすることで身体のコンディションを整えることも大切です。

自己管理はスポーツ選手だけに求められるものではありません。特に、常に高いパフォーマンスを求められるプロフェッショナルは、自分を律して生活を送る必要があります。ときには息抜きも必要ですが、毎日ダラダラと酒を飲んでいるような生活では、とても良い仕事はできません。

疲れたなんて言ってられない

プロサッカー選手は、高いポジションに上り詰めれば上り詰めるほど、過酷な日々を送ることになります。海外のチームに移籍して自己主張の強い外国人に囲まれ、大きなプレッシャーのかかるリーグ戦を日々戦い、それに加えてカップ戦があり、強いチームほど休みがなっくなります。さらには、国の代表として代表戦にも出場します。

しかし、日本代表選手が「疲れています」とか、「コンディションが悪いので、次の試合は良いプレーができるか微妙です」といったコメントをすることはありません。常に「大丈夫です。試合では良いプレーをします」というのがプロフェッショナルなのです。

それに比べて、一般の会社員の人は忙しいアピールや疲れているアピールをする人が多いものです。「大変ですね」と言ってもらうことで精神的に癒されるなら、それはそれでいいと思うのですが、フリーランスならそんなことを言っていられません。「疲れた」「忙しくて…」と弱音を吐いている人に、新たな仕事を依頼しようとする人は少ないと思います。フリーランスはいつもフレッシュな雰囲気を漂わせているべきです。そのためには、食事などの自己管理が必要なのです。


サッカーの三浦知良選手も厳しい自己管理をしているおかげで、50歳になった今も現役でいられるそうです。私たちはスポーツ選手ほどの徹底した自己管理は必要ないかもしれませんが、「常に最高のパフォーマンスを発揮するためにはどうしたらいいのか」を考え、日々の生活スタイルも改善していくべきだと思います。