フリーランスって実際どうなの?

フリーランスとして独立すること、働くこと、生きることについて。

フリーランスが写真撮影をするなら、揃えておきたいカメラと機材一式。(その3)

影機材をご紹介する3回目。最後となる今回は、三脚とストロボについて書きます。

写真を始めたばかりの方はカメラにばかり目が行きがちですが、良い写真を撮るには、三脚とストロボも大切です。特にストロボを上手く使えるかが、アマチュア(素人)とプロを分ける大きな違いとも言えます。

三脚は俯瞰で撮れるタイプがおすすめ

三脚は価格が安いものは安定感がないので注意が必要です。2万円くらいの予算は見ておきましょう。三脚には大きく分けてアルミ製とカーボン製がありますが、基本的にはアルミ製をおすすめです。カーボン製は軽くて価格が高いというのが特徴なのですが、三脚は重いほうが安定するのでアルミ製を選んでおいたほうが無難です。

重量が 2〜3kgで価格が2〜3万 。初めて買う三脚なら、これくらいを目安にしておくと良いと思います。

私がおすすめするのは、マンフロットというイタリアのメーカーの三脚です。この三脚は俯瞰撮影が撮れます。今、インスタでの料理写真を中心に真俯瞰の写真が流行っていますが、俯瞰で撮れると料理やブツ撮りでの幅が 広がるので便利です。

ストロボは格安のクリップオンストロボで大丈夫

ストロボにもいろんなタイプがありますが、ガチのプロでもない限りクリップオンストロボを持っていれば十分です。クリップオンストロボはカメラボディに付けられるストロボのことですが、カメラから離して使うこともできるので、幅広い用途に使えます。

クリップオンストロボは発光量が多いほどサイズも大きくなります。仕事で使うことを考えると最も大きいタイプを買っておくべきですが、キャノン純正だと6万円くらいします。

Canon スピードライト 600EX II-RT

Canon スピードライト 600EX II-RT

ストロボは壊れることもあるので5万出すのは痛いです。最近は中国製ストロボの性能が上がってきており、Yongnuo(ヨンヌオ)というメーカーのものがおすすめです。ストロボ本体で6000円〜7000円くらい、遠隔操作するためのレシーバーが5000円くらいなので合計でも1万円ちょっとで購入できます。

あとは、クリップオンストロボを立てるための脚とソフトボックスを用意しておけば、料理の撮影でも人物撮影でもひと通り対応できます。

写真に大切なのはセンスではありません。特に仕事で撮影する写真はそうです。必要な機材を揃え、それらの適切な使い方を学べは、きちんとした写真が撮れます。

写真は最初は趣味で始めても、いつのまにか仕事でも撮影するようになっていたりして、カメラマン以外のフリーランスでもそれなりの収入になったりします。ぜひ本格的に写真を始めてみましょう。