フリーランスって実際どうなの?

フリーランスとして独立すること、働くことについて語るブログです。

ギャラの未払い。フリーランスはどう対応すればいいのか。

フリーランスで長年仕事をしていれば、少なくとも一度や二度は「ギャラを払ってもらえない」というハラワタの煮え返るような事態を経験すると思います。

数万円の小さな仕事だったらまだいいのですが、そういった少額の仕事は不払いになることはむしろ少なくて(支払いを忘れられているということはある)、未払いが発生するのはたいがい少なくとも数十万の仕事なものです。額が大きいほうが支払い元にとって負担が大きいので、資金繰りに困ると払えなくなってしまうのです。

私にしても、現在約100万の未払いを抱えています。相手の社長や社員は独立する前からの知り合いで、独立した当初にも最もお世話になったので気長に支払いを待っていますが、本当はいくらお世話になった会社でも断固とした態度をとらなくてはいけません(税理士からも厳しく催促するように言われます)。
他の会社で不払いがあった場合には、私もきつく催促するようにしています。

未払いがあったらすぐ催促する

7月末に支払い予定のギャラが、7月31日に口座に振り込まれていなかったら、8月1日にすぐ連絡すべきです。7月31日の17時くらいに連絡してもいいかもしれません。

私の場合、とりあえずメールで連絡します。「口座に振り込まれていないようなのでご確認ください」と。フリーランスになったばかりの頃は、こうした連絡をするのに躊躇するものですが、慣れてしまえば平気でメールできるようになります。後ろめたさを感じる必要なんてありません。「送っていただけるはずだった資料がまだ来てないのですが、どんな状況ですか」とメールするくらいの気持ちで大丈夫です。

単に経理に請求書を回すのを忘れていたなんてこともあるので、「すみません!」と急いで支払ってくれることもあります。気を揉んでいるだけ無駄なことも多いので、期日に支払われないようならすぐに連絡してみましょう。

メールしても「今お金がなくて払えない」と言われたり、スルーされることもあります。スルーなら電話しましょう。出るまで何度でもかけるべきです。「今は払えない」と言われたなら、「いつ払えますか。半分ずつでもいいので、できるだけ早く払ってください」と支払いスケジュールを確定させましょう。

きちんと支払わないとまずい相手と認識させる

支払い期日に遅れたらすぐに連絡するようにすると、相手は「ちゃんと支払わないと面倒な相手だな」と思います。それが大切です。

資金繰りに困っている会社でも、まったくお金がないわけではありません。例えば、今月は150万の支払いがあるけど手元に100万円しか資金がない、というような状況があるわけです。そうなると、誰(どの会社)に支払って、誰に支払わないかという選択をします。そうしたときに、駆け出しのフリーランスだと軽んじられて支払いを後回しにされがちです。

「強く催促したら、もう仕事もらえないかも」と変な心配はしないでください。ギャラをきちんと支払わないような会社とは、そもそも仕事しなくていいと思いますし、支払いを催促したから仕事の依頼が来なくなったということは、私の場合一度もありません。

未払いを放置しておくと税金を収めただけ赤字になる

フリーランスの確定申告では、私は免税額の大きい青色申告を選ぶことをおすすめしています。ただ、青色申告の場合、請求書を発行した時点で売上に加算されるので、未払いのまま年末を迎えても、その売上分の税金は支払わなくてはいけません。

つまり、未払いのまま放置しておくと、税金を収める分だけその案件は赤字の仕事になってしまいます。交通費などの経費分も赤字です。だからギャラはしっかり回収しなくてはいけません。

支払いが遅れている会社とはズルズル仕事をしない

税理士に確認したところ、未払いを損金?として計上できるのは、相手の会社が倒産したときや、付き合いが1年以上なくなったときだそうです。

なので、「前回のギャラを支払えてなくて申し訳ないんだけど、後でまとめて支払うから次の仕事もお願いできる?」みたいな依頼は受けないほうがいいと思います。いつまでも損金扱いできなくなってしまいますし、ちゃんと支払わなくても引き続き仕事を受けてくれる都合の良い奴と認識されてしまいます。

特に独立したばかりの頃はクライアントを選んでいる余裕もないので、不払いを起こしそうな会社からの仕事でも引き受ける機会があるでしょう。ただ、不払いがあったときには、断固とした態度をとることが大切です。