経理や確定申告が面倒なら、記帳代行に丸投げしてしまえばいい。
以前、友人が「俺は経理を自分でやるのが面倒だからフリーランスにはならない」と言っていて唖然としました。確かに経理作業は面倒ではありますが、それはフリーランスになるか否かを左右するほどの問題でありません。「経理が面倒だからフリーランスにはならない」と言っているのは、「スパイクを磨くのが面倒だからプロサッカー選手にはなりたくない」と言っているようなものです。
そもそも、そこまで面倒でない
確定申告の時期に悲鳴を上げているフリーランスがいますが、それは日ごろ経理処理を全くやっていないからであって、定期的に経理業務をやるようにすればフリーランスの確定申告なんて大したことありません。経理作業も週に30分もやれば十分です。テレビを見ながらでもできます。
昔は大変だったと思います。しかし、今は簡単に使える会計ソフトがあります。一度使い方を覚えてしまえば、後は流れ作業で処理できます。フリーランスの経理業務なんて、本当に大したことはありません。
どうしても面倒なら丸投げできる
それでもどうしても経理業務や確定申告が面倒だというのであれば、記帳代行サービスに丸投げしてまえばいいのです。税理士にやってもらうことにこだわらなければ、格安のサービスがあります。私もそこまでは詳しくはありませんが、ちょっとググッてみただけでも年間10万円以下でやってくれるサービスを見つけられました。
月に一回、領収書をまとめて封筒に入れて送るだけで帳簿が完成するそうで、これならずいぶんと簡単ですね。
初回は自分でやるのがおすすめ
経理や確定申告を自分でやると会計の基礎知識が身につくので、せめて1回は勉強しながらやってみるといいでしょう。フリーランスの経理は飲食店とかに比べたら全然ラクなので、会計の基礎を勉強するのにも丁度いいはず。どんな支出が経費になって、控除にはどのようなものがあるのかなど、ひと通り学んでおけば、その後は賢く節税できるようになります。
1回自分でやってみて、「やっぱり面倒だ」と思うのであれば記帳代行サービスを利用すればいいんです。ただ、1回自分でやってみると、「なんだこんなものか」と思って、引き続き自分でやるようになるとは思いますが。
冒頭でも書いたように、「経理が面倒だからフリーランスになるのをためらう」というのは本当にバカげた話です。自分でやってもそれほど労力はかかりませんし、アウトソーシングしても大きなお金がかかるわけではありません。「経理や確定申告なんて大したことない」ということをぜひ頭に入れといてください。