フリーランスって実際どうなの?

フリーランスとして独立すること、働くこと、生きることについて。

フリーランスは必ずホームページをつくろう。

ホームページという言い方は正式には間違っているらしいですが、要は自分のWebサイトをつくっておきましょうという話です。「人脈でしか仕事は来ないから、ホームページなんてつくっても意味ない」と言う人もいますが、それは間違っています。

ホームページを見てオファーが来ることはまずない

見ず知らずの人から、ホームページ経由で仕事の依頼が来ることは極めて稀です。ホームページやブログ、YouTubeなどをよっぽど上手く活用して集客すれば別だとは思いますが、それにはかなりの労力が必要です。

通常は、ホームページをつくっておいて、たまにブログを更新することくらいしかできないと思います。フリーランスがホームページをつくる目的は、ネットから集客するためではありません。知り合いから口コミで紹介してもらいやすくするためにつくるのです。

ホームページがないと紹介しにくい

例えば、あなたの知り合いにフリーランスのデザイナーがいて「機会があれば仕事を紹介してください」と言われていたとします。それで、たまたまあるとき、デザイナーを探しているという人に会って紹介してあげようと思っても、「これまでどのような仕事をしてきた人か」がその場で分からないとうまく紹介できません。

今はスマホを持ち歩いていますから、ホームページがあれば「知り合いにこんなデザイナーがいるから紹介しましょうか?」と過去の作品を見せながらスムーズに紹介できます。

また、飲み会やパーティなんかで知り合った人に営業をかけられたとしても、その人がホームページすら持っていなかったら、どんな仕事をする人かわかりません。それでは発注にはいたらないものです。

ホームページがあると信用してもらいやすい

フリーランスは信用してもらいにくいものです。しかし、きちんとしたホームページを持っていると、「ちゃんと活動している人」という印象を持ってもらえるものです。私も初めて会ったフリーランスの人のホームページをよく見ますが、ホームページがしっかりしていると「変な仕事はしなそうだな」とグッと信用度があがります。

制作や維持にかかるコストが安い

ホームページを自分でつくろうと思えばつくれる時代ですし、サーバ代などのランニングコストもかなり安いものです。私も自分のホームページを持っていますが、Wordpressを使って自作したものなので制作費はテンプレート代の1万円弱くらいしかかかっていませんし、サーバ代とドメイン代の月々の維持費は1000円以下です。

お金をかけずにホームページを持てる時代ですし、つくっておけばメリットしかありません。ぜひ自分のホームページを制作しておきましょう。