フリーランスって実際どうなの?

フリーランスとして独立すること、働くこと、生きることについて。

フリーランスは「食えている集団」のなかに入ることが大切。

フリーランスで仕事をしているほとんどの人が、頻繁に一緒に仕事をするパートナーやチームを持っているものです。

私自身はコピーライター/プランナーですが、デザイナーやWebデザイナー、カメラマン、動画ディレクターなど、よく一緒に仕事をするフリーランスがいます。なので、クライアントもしくは広告代理店からまるっと大きな仕事を受けてもフリーランスだけのチームで対応できます。

優秀な人は優秀な人とチームを組んでいる

当然ですが、優秀な人は優秀な人とつるむ傾向にあり、そして、優秀な人が集まったチームは仕事の依頼が殺到します。自分が獲得した仕事だけでなく、他の人が引っ張ってきた仕事も振られるので仕事が途切れることがほとんどありません。

一方で、ダメなフリーランスはダメなフリーランスとつるんでいることも多いものです。そういうチームの仕事のクオリティは低く、また、一人ひとりの仕事を獲得する力も弱いので、チームとしても仕事がほとんどありません。「いい仕事ないかねー」などと愚痴を言い合っているだけです。当然、みんな満足に食えていません。

ダメなフリーランスの輪からは抜け出ないとダメ

だから、ダメなチームの所属しているフリーランスは、そこから抜け出さない限り満足に食えるようになりません。食えていない人は同じような人ばかりが周りにいるので、いつの間にか向上心もなくなってしまいます。現在フリーランスの方で、自分の周りにいる人がみんな食えていないなら、環境を大きく変えるための努力しないといけません。

なぜダメなチームによくいるフリーランスは、優秀な人のチームに加われないのか? 能力が足りないということもありますが、仕事に対する姿勢が甘いため、自分の能力を十分に発揮し切れていないという人が多いように感じます。

優秀な人たちは仕事のクオリティを上げるために、とことん自分を追い込みます。アイデアを考えに考え、アウトプットも細部までこだわり、ダメな人たちよりも仕事では苦しんでいます。クライアントのリクエストに応えるために何度でもやり直します。

一方で、ダメな人たちは自分を追い込みません。自分が苦しまずにアウトプットできるクオリティでしか仕事をこなしません。すべてを面倒くさがって、仕事ではラクをします。その結果、金銭的に苦労しているだけなのです。

優秀な人は「仕事への姿勢」の本気度をすぐに見抜く

必死に仕事と向き合っている人は、一緒に仕事をする人の本気度をすぐに見抜きます。一回組めば十分わかります。

よく勘違いしている人がいるのですが、優秀な人と仲良くなれば仕事がバンバン回ってくるわけではありません。プライベートで仲が良いかどうか、一緒に楽しく飲めるかどうかよりも、あなたがどんな姿勢で仕事に向き合っているかが大切なのです。

フリーランスとして食べていけるようになるには、優秀なチームに加われるような仕事への向き合い方をすることが大切です。