フリーランスって実際どうなの?

フリーランスとして独立すること、働くこと、生きることについて。

仕事がない時期は下手に動かないことも大切。

フリーランスになれば、仕事の切れ目で1ヶ月も暇になることだって珍しくありません。仕事がないのだから当然不安になります。しかし、焦る必要はありません。というか、焦ってはいけません。

焦って大きな出費をしない

年配のフリーランスの方に多いのですが、仕事がない時期に焦ってECサイトを立ち上げたり、飲食店を始めてみたり、自分発のプロジェクトを立ち上げて大きな出費をしてしまう人がいます。

別に、新規ビジネスを立ち上げることがダメだと言いたいわけではありません。ただ、こうしたものは焦って思い付きでやるものではありません。しっかり戦略を考え、入念に準備をした上で、覚悟を持って始めるものです。仕事がないからといって焦って始めた人は、何百万も使ってなんにも残らなかったという散々な結果に終わってしまいます。

「仕事ください」とあちこちで言いまくらない

焦っている姿を見せるのは、自分自身のブランディングを考えると好ましくありません。「仕事ください」と言われて人は、「仕事(収入)に困ってるってことは、あまり優秀じゃないのかな」と邪推します。

例えば、洋服のブランドでもなんでもそうですが、直近の数ヶ月間の売上が悪いからと言って、いきなり「買ってください」とセールを始めたらブランド力が落ちます。フリーランスも自分自身を商品だと思ってブランディングしなくてはいけません。

暇なときはやりたいことをやろう

私の経験上、暇なときは自分のやりたいことに時間を使うべきです。磨きたいスキルがあるなら磨けばいいし、読みたい本があるなら読めばいい。行きたい場所があるなら行けばいいのです。

フリーランスになると忙しいときは本当に忙しいので、インプットの時間が少なくなりがちです。だから、インプットはできるときにできるだけしておくのです。

健康的な生活をして、次の修羅場に備える

そして、規則正い生活をして、適度に運動し、ちゃんとしたものを食べて身体を健康にしておきましょう。いつまた仕事が立て続けに舞い込んできて、睡眠をろくに取れず、体力を振り絞って仕事をすることになるかわからないのですから。

あまり心配しないことです。心配していても疲れてしまうだけです。楽観視して十分に気力と体力を養っておきましょう。