フリーランスって実際どうなの?

フリーランスとして独立すること、働くこと、生きることについて。

フリーランスはミニマリストになるといい。

最近、ミニマリストといって、最小限の持ち物で暮らす人が増えています。余分なモノを自分の生活から排除することで、精神的な平穏を手に入れられるとミニマリストは思っています。

ミニマリストは生活費を抑えるためにやってるんだろう」ということを言う人もいますが、私はそれは違うと思います。私の知人やメディアに出ているミニマリストを見ると、どちらかというと収入が高めの人ばかりです。モノやノイズに溢れた生活に嫌気をさした結果、シンプルライフを選ぶ。そういう思想になる人は、比較的収入も高めの人が多いものです。

私はフリーランスこそ、ミニマリストになるべきだと思います。今回はその理由について書きます。

精神的に安定する

実は私もミニマリスト的な生活を送っているのですが、スッキリとした部屋で仕事や生活をするのは本当に気分の良いものです。会社員と違って、フリーランスは仕事環境を100%自分でコントロールできます。会社員だといくら自分の机をキレイにしていても、隣の席の同僚が散らかしていたら気が散りますが、フリーランスではそのようなことはありません。

例えば文字校正のような作業も、散らかっていない机で集中してやったほうが誤字・脱字の見逃しがなくなります。集中力が高まる証拠です。資料等をきっちり整理し、作業中の仕事に関係のないものは机の上に出さないようにしましょう。

パソコン一台あれば仕事できるようになる

私は仕事で使う資料(書籍を含む)は全てPDFにしてパソコンに入れています。なので、いつでも必要な資料をすぐ見られる一方で、仕事場には資料はほとんどありません。

資料をデータ化するのことのメリットは、仕事場がスッキリするだけではありません。外出先でも、自宅(またはオフィス)にいるときと同じ資料を見ることができます。外で企画書などをつくっているときに、資料がなくて進められないという事態もなくなるので、効率的に仕事ができるようになります。

無駄な時間を過ごさなくなる

まず、探しものをしなくなります。最小限のモノだけが整理して置いてあれば、必要なものをすぐに取り出せます。

モノがないと掃除も片付けも簡単です。時間がかかりません。仕事が忙しいときでも、さっと済ませることができるので、部屋が散らかったりホコリだらけになったりすることもありません。だから、精神的にも乱されず、いつも安定した気持ちで仕事にのぞめます。

都心に住める

モノが少なければ、広くない家でも快適に過ごせます。狭い家でも大丈夫になると、郊外に住むのと同等の家賃で都心に住めます。フリーランスは都心に住んでいたほうが、圧倒的に便利ですし、ブランディング上も有利です。

本や資料、着ない服を大量に部屋に置いて、その分の家賃を払ってると思うとバカバカしくなるものです。家にホームシアターを置かなくても、都心に住んでいれば映画館をすぐ近所にあります。お洒落なカフェも深夜までやっています。

都心にはバーもたくさんあり、そこにはいろんな人が集まっているので、さまざまな意見や価値観を知ることができます。知り合いが増えれば、それだけ仕事につながることも多くなります。

身軽でいられる

ミニマリストの生活は身軽です。引っ越したくなればすぐに引っ越せますし、出張や旅行の荷造りもさくっとすませられます。

停滞やマンネリは、自分の成長を妨げます。常にフレッシュな精神でいられるように、フリーランスはどんどん変化すべきです。そのためには、身軽でいることが重要です。

私自身もこの5年で3回の引っ越しをしています。引っ越すたびに気分がリフレッシュされ、新しい発見もあります。

引っ越しを機会にミニマリストになるのがおすすめ

ミニマリストになりたいと思ったら、思い切って引っ越すのがおすすめです。今よりも狭い家に引っ越し、引っ越しの際の荷物整理で余分なものを全て断捨離してしまうのです。

大前研一さんは「人が変わるには3つの方法しかない」と言っています。

1.ひとつは時間配分を変えること
2.住む場所を変えること
3.付き合う人を変える

ミニマリストになって都心に引っ越すことで、住む場所が変わります。都心のバーなどに出入りすることで、付き合う人が変わります。3つのうち2つを実践できるのです。

どうですか? ミニマリストになって都心に引っ越したくなりませんか?