高級オフィスチェア比較! フリーランスは奮発して椅子を買おう。
会社員と違い、フリーランスは身体を壊して休んでしまうと、誰も代わりに働いてくれません。身体のケアには十分に注意しなくてはいけません。私も一度ギックリ腰をやってしまい、そのときは座って仕事をするのが辛くてかなり苦労しました。
ギックリ腰をやってしまったのをきっかけに、私は高級オフィスチェア(ワークチェア)を導入しました。それなりの出費にはなりましたが、パソコンに向かって仕事をする時間の長いフリーランスなら、高級オフィスチェアを購入しても損はありません。
高級オフィスチェアは10万円以上しますが、10年以上使えるものですので、決してコストパフォーマンスの悪い買い物ではありません。仮に10年ぴったりで壊れたとしても、120ヵ月ですから、12万円の椅子を買っても1ヵ月1000円です。それで腰痛などを予防できるなら、安いと思いませんか? フリーランスがお金を投資するべきものとして、オフィスチェアはパソコンと並んで優先順位の高いものだと私は思っています。
ただ、オフィスチェアの種類は本当に数多くあり、機能性に優れた高級オフィスチェアだけでもいろいろあので、購入を検討し始めるとなにを買っていいのか迷うと思います。私もインターネットで情報を収集したり、大塚家具などに行って試座したりと購入までにかなり時間を使いました。
今回は私がおすすめするオフィスチェアを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
アーロンチェア(ハーマンミラー)
最も有名なオフィスチェアで、名前を聞いたことがある人も多いとか思います。実際に座ってみると分かると思いますが、包み込まれるような座り心地は格別です。
自分の体型に合わせて細かな調整ができるのも大きな特長です。後傾姿勢だけでなく、やや座面を前に傾けて、前傾での手書き作業などをしやすくする前傾チルトという機能が付いています。仕事に集中しているときに前傾姿勢をとる人には重宝する機能です。
アーロンチェアは、使う人が体型に合ったものを選べるようにA型、B型、C型の3種類のタイプが用意されています。日本人の場合、女性ならA型、男性ならB型、男性でかなり大柄な人はC型を選ぶとよいでしょう。
アーロンチェアを販売元であるハーマンミラー社は、正規代理店で販売されたアーロンチェアに対して10年間の保証を付けています。通販業者のなかでは、Amazonが正規代理店となっています。
アーロンチェアは中古品も多く出回っており、新品の半額程度で購入できますが、中古品には保証が付いていないので要注意です。6万円で中古のアーロンチェアを購入して1ヶ月で壊れてしまっても、保証がないのであきらめるしかありません。中古品を購入するときはその点に気を付け、状態をよく確かめてから購入するようにしましょう。
ミラチェア(ハーマンミラー)
アーロンチェアと同じハーマンミラー社が販売するオフィスチェアです。アーロンチェアよりも価格が安く、背面がプラスチックっぽい素材でできています。
基本的にはアーロンチュアと同じように、体型に合わせた細かなカスタマイズができます。前傾チルト機能も付いています。
私が購入したのは、このミラチェアです。アーロンチェアではなくミラチェアを選んだのは、背面がアーロンチェアよりも大きくて快適だったからです。私は身長が182cmなので、アーロンチェアのB型では背面が小さく、かといってC型では座面が大きすぎました。ミラチェアは、背面も座面も私の体型にちょうど良かったのです。
また、ミラチェアの背面はメッシュ&アームですが、長時間座っているとこのアームが背中の骨に当って痛いというレビューも良く見られます。ミラチェアの背面素材ならその心配もないので安心できました。
ミラチェアも正規代理店で購入した場合、10年保証が付いています。Amazonでも10万円台前半くらいで購入できようです。
ハーマンミラー ミラチェア グラファイト(バック)Xグラファイトダーク(シート) MR113AAM AJG1BBG1BK7Q01
- 出版社/メーカー: HermanMiller (ハーマンミラー)
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コンテッサ(オカムラ)
ハーマンミラー社の高級オフィスチェアに対抗するために、日本企業のオカムラ(岡村製作所)が開発したのがコンテッサです。
アーロンチェアやミラチェアのように細かなカスタマイズが可能で、ハーマンミラー社のチェアにはないヘッドレストを付けることもできます。仕事に使うのにヘッドレストの必要性感じないと思いますが、休憩したり昼寝するのにはヘッドレストは便利です。
オカムラのチェアは、日本人の平均的な体型に合わせて設計されているようです。アーロンチェアのように体型別にサイズが用意せれておらず、ワンサイズのみです。先程も書いたように私は182cmあるので、コンテッサは少し小さく感じ、購入を見送りました。ただ、もし私が平均的な体型をしていたら、コンテッサか、次に紹介するバロンを購入していたかもしれません。
オカムラ オフィスチェア コンテッサ 可動肘 ヘッドレストタイプ 座:メッシュ ブラック CM91AB-FBH1
- 出版社/メーカー: オカムラ(岡村製作所)
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バロン(オカムラ)
オカムラのオフィスチェアで、コンテッサよりもやや価格が安いのがバロンです。コンテッサとの違いとしては、コンテッサにはスマートオペレーションという機能が付いていて、リクライニングや座面の高さの調整が簡単&スムーズにできます。
一方で、バロンチェアの長所としては、可動式の大型ヘッドレストが装着できます。コンテッサの大型ヘッドレストは固定式しかないので、角度の調節はできません。
また、バロンチェアよりもコンテッサのほうがやや大ぶりのようです。コンテッサでも私には小さく感じましたが、バロンよりは大きいようです。
また、ネットの情報を見ると、バロンは何年も使用していると軋(きし)んで不快な音が出ることが多いようです。私は実際に使っていないのでハッキリ断言はできませんが、音に敏感な人はバロンを避けておいたほうが良いかもしれません。
バロン (Baron) チェア 【エクストラハイバック】 可動ヘッドレスト シルバ?フレーム 可動肘 座メッシュ ブラック CP81CR FDH1
- 出版社/メーカー: オカムラ(岡村製作所)
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エルゴヒューマン プロ
見た目からして、いかにも機能盛りだくさんな感じがするチェアです。実際に充実した機能が付いているのですが、台湾のブランドということもあって、ハーマンミラーやオカムラに比べると少し価格が抑えられています。
私は最初、このエルゴヒューマン プロの購入を考えていました。購入を見送ったのは、ハーマンミラー社のチェアのほうが試座したときにしっくりきたのと、エルゴヒューマンはアーロンチェアなどに比べて耐久性が劣るという情報が多かったからです。
まぁ、耐久性は使い方にもよるでしょうし、座ってみた感じがしっくりくるのであれば、エルゴヒューマン プロもおすすめです。
メーカー組立完成品 エルゴヒューマン プロ Ergohuman Pro ハイタイプ エラストメリックメッシュ EHP-HAM KM-11 ブラック EHP-HAM-HB-KM-11
- 出版社/メーカー: Ergohuman
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というように、定評のある高級オフィスチェアは、どれも価格が高いものです。しかし、私は購入して良かったと思っていますし、もっと早く購入しておけば良かったとすら思っています。常にベストコンディションで仕事をしていたいという方は、ぜひ高級オフィスチェアを導入しましょう。
■ 中古で高級オフィスチェアを安く購入する方法についても書きました。
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